ばね指の改善症例をご紹介します
当院でばね指が改善された事例を紹介します。
こちらをご覧になられている方にも同じような症状でなやまれているかもしれませんので、
参考にしてください。
患者
女性 51歳 清掃業のパート
来院
2024年1月16日
症状
10ヶ月前から右手の中指の第2関節に痛みとこわばりが出始め、徐々に伸ばそうとしたときに引っかかるようになった。清掃の仕事中も痛みが強く出て、雑巾を絞ったりすることが辛くなってきた。
また物を書くときにペンを握ったり、ペットボトルの蓋を開けるのも辛い状態になった。
症状が改善したらしたいこと
清掃の仕事
治療内容と経過
右の前腕がパンパンに張っており、癒着が酷く内側にねじれていた。その為、指に繋がる腱もねじれていた。また、手首の関節の動きも狭くなっており、手首が動かない分、指に負担が掛かっていた。
初回は手首の関節の動きをスムーズにして、前腕の癒着を剥がしていった。初回ではあまり変化が見られなかったが、同様の施術を繰り返していくことで、6回目来院時、仕事の時に痛むが、日常生活では痛みが気にならなくなってきたとのこと。中指第2関節にも癒着があったので、剥がすようにしていったところ、8回目来院後からは仕事中も痛みを感じることなく、スムーズに曲げ伸ばしもできるようになった。
まとめ
日常の家事に加え、清掃の仕事で雑巾絞りを何度もやるなど指に掛かる負担が多いことで、前腕や指に癒着が生じ、ばね指に繋がっていった。
使い過ぎの疲労を放置しておくことで、癒着を引き起こし、炎症を起こしてしまっていた。